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ぱられるわーるど 〜fromはっぴぃえんど⁈〜

第6章 きせき〜軌跡❹〜

*M side*

今日は雑誌の撮影だけで、打ち合わせもなく久し振りに明るいうちに帰宅することができて、ルンルンで玄関の扉をあける。

「翔、ただいま」

喜んで駆け寄ってくる翔を想像してたのに、机に突っ伏し、どんよりとしたオーラをまとってる翔。

「翔、大丈夫?調子悪い?」

体調が悪くなったのかと思い駆け寄ると、目にはうっすら涙の後が。

「翔、どうしたの?何かあった?どこか痛い?」

聞いても、横に首を振るだけ。
とりあえず、具合が悪いわけではないようなので一安心。

あったかいハーブティーを入れて、テーブルに置いた。

「ほら、あたたかいうちに飲んで」

カップを握らせると、こくっと一口飲んでくれた。

「何があったか聞かせてくれる?」

翔「潤…浮気なんてやだ…ぐすっ…」

「えっ?はぁ?!」

身に覚えない事に「何、浮気って?」と叫びたくなったけど、泣きながら抱きついてくる翔を落ち着かせるのが先だと思い、言葉をなんとか飲み込んだ。

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