道о明日に繋がる光
第15章 *はる-02
ホテルを出ると
あたりわすでに
暗くなっていた
夜の街…
あたしの居場所
携帯を見ると
雅から着信がきてた
「愛しの雅からだっ」
すぐにかけなおそうとした
その時
『はる…?』
「あ…」
秀だ…
気まずそうに下をむく
『元気そうやな』
「まぁね」
『なんか雰囲気かわった?』
そりゃね、
前みたいにわ
戻れないでしょ
「んーどうだろ(笑)」
あたし秀の前で笑ってる
正直 もう秀なんて
どうでもよかった
『これから予定ないなら
久々に遊ばない?』
あたしが笑ったとたん
秀の表情が変わった
「ん、いいょο遊ぼか」
にこやかに返す
『ぢゃあ行くか』
どこに?なんて
いちいち聞かない
遊び人のあんたが
やることなんて想像できる
着いたのわ秀の家