後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第8章 淫らなアフターワーク
「…っ」
「…可愛い反応…するんですね」
耳たぶを甘噛みされ、孔に向かってリップ音をたてられ…
吐息を吹き込むように囁かれれば、否応なしに身体は反応する。
“ このまま…だと…!! ”
スル..
「──…!?」
私の息が荒くなってきた頃合いで、葉川くんの片手が私の胸元へ──
ブラウスのボタンを外して、いとも簡単に中へ侵入してきた。
そして、胸の膨らみに彼の指がめり込む。
「…ぅ…そ」
あり得ないでしょう?こんなところで…!
「し…正気!? ……ここ、職場なの よ」
「僕としては場所は関係ないですね」
「…ん…、ぁ…っ」
何が葉川くんのスイッチを入れてしまったのか。
どうしてここまで、彼を怒らせて──
“ ……怒ってる、の? ”
このタイミングで私は、首を捻って後ろを見た。
するとちょうど葉川くんも…
「覚悟…できました?」
肩の上に細い顎をのせ、私の顔を覗きこんでいた。