後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第8章 淫らなアフターワーク
目を閉じたと同時に私は葉川くんを非難する。
扉に片頬を押し付けた状態だが、出せるだけの声を張り上げた。
「…っ、約束が違うわ」
「……」
「私が君に惚れるまで…──もうセックスはしないって話したでしょう!?」
「そうでしたか?」
「とぼけないで!─アっ…!!」
非難の言葉もほどほどに、ズボンの中に滑り込んだ手によって遮られる。
下着の上から触れてきた指は、すでにそこが濡れていることに気が付くと…
クロッチ部分をずらして内側に侵入してきた。
「……嘘です。覚えていますよ」
秘裂を割られ、水音が響く。
薄布の内側で上下に擦られると、たちまちに私の身体は強ばった。
「でもこれはセックスじゃないですよね? 僕はただ先輩を気持ちよくしているだけ」
「…アっ‥、な、そん な…」
「ちゃんと奥までほぐさないと……」
「んっ」
長い指が中の肉ヒダを撫でてくる…。
私のもので濡れているから、何の抵抗もなく奥へと進んだ。