後輩くんの挑戦状 ~僕に惚れてもらいます~
第8章 淫らなアフターワーク
嘘なんかじゃない
今の私はどうかしている
「‥ハァハァ‥っ‥、──ぅ」
こんな強引で…ともすれば乱暴ともとれる彼の行為に
こんなに濡らして
こんなに、感じて……
「…おっと」
「‥ハァ、‥っ……ハァ……」
私は、自分が情けなくて仕方がない。
葉川くんの手淫によって絶頂した私は数秒の間 大きく痙攣を続け──震えが頭の先までのぼりつめた瞬間、今度は下半身からガクンと崩れた。
私の動きを封じていた葉川くんの太ももが、崩れた身体を支える。
ずるりと横に倒れそうになったが、素早く彼が両手で受け止めた。
そのまま私を横抱きにして──
葉川くんは、事務所の奥へと私を運ぶ。