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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第3章 ~初めてのすれ違い~

これで、コイツらに説明する事はなくなった。

「もう、良いだろ?
これ以上、俺の前にもココにも二度と現れるな!」

「大喜、あの時は―――――」

潜が何か言いかけた時、小太郎さんが運転する車が近くに来た。

「大喜君、仕事お疲れ様」

車の中から、小太郎さんが出て来る。

「ん?」

「「「……。」」」

「この人達、大喜君の知り合い?」

爪切達を見ながら、俺に聞く小太郎さん。

「知りませんし、早く行きましょう」

早足に、小太郎さんの車のそばまで行く。

「おい、大喜!」

「俺達は―――――」

3人の言葉を遮る形で、小太郎さんの車に乗り込む。

◇車の中◇

「大喜君
あの人達、知り合いでしょ?
本当に良かったの?」

車を運転しながら、小太郎さんは聞いてくる。

「……すみません、アイツ等の事は思い出したくもないので話したくないです…。」

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