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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第3章 ~初めてのすれ違い~

「でも…。」

それでも、気になる様子の小太郎さん。

「話したくないって言ってるじゃないですか!
アイツ等の話なんか、二度としたくないんですよ!」

「ッ!?」

俺が怒鳴った事により、小太郎さんは驚いた表情をする。

「大喜君、ゴメン…。
きみを怒らせるつもりじゃ…。」

「いえ、俺の方こそ怒鳴ってすみませんでした…。」

あぁ、何やってんだよ俺!

小太郎さんは、俺の事を心配してくれてるのに怒鳴ったりして…!

小太郎さんは、悪くないのに…。

「……。」

気まずい雰囲気の中、笑顔が消えて落ち込みながら運転をする小太郎さん。

◇505号室・玄関◇

「小太郎さん……今から急いで晩飯の準備を…。」

靴を脱ぎながら言うと、小太郎さんは首を横に振る。

「ううん、今日は冷凍モノで済ませるから良いよ…。」

「え、でも…。」

「それに、今の大喜君はそんな気分でもないでしょ?」

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