テキストサイズ

大型犬との同居~Sequel Of Story~

第3章 ~初めてのすれ違い~

「小太郎さん、さっきは本当にすみませんでした…。」

「別に気にしてないよ
僕の方こそ、余計な事を聞いてゴメンね…。」

やっぱり、小太郎さんは自分でも気にしてる…。

「でも、何かあったなら相談して欲しいな…。
僕に力になれる事があれば、力になりたいし…。」

レンジの温めが終了して、冷凍食品を取り出して橋も持ってテーブルに向かう小太郎さん。

「いえ、小太郎さんには関係が無い事なので…。」

「……そっか…。」

少し落ち込んだ表情をしながら、小太郎さんは冷凍食品を食べ始めた。

「あの、これはあくまで俺の問題で―――――」

「僕、晩飯食べてから風呂に入るから
冷めない内に、早く風呂に入った方が良いよ…。」

俺の話を遮り、小太郎さんは晩飯を食べながら言った。

「はい、わかりました…。」

俺は、自分の部屋に戻って着替えを持って、脱衣所で衣類を脱いで風呂に入った。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ