テキストサイズ

大型犬との同居~Sequel Of Story~

第3章 ~初めてのすれ違い~

-小太郎視点-

「……僕には関係ない、か…。」

確かに、今回の件はあくまで大喜君の問題で、僕には関係ない……関係ないけど…。

「それでも、頼って相談して欲しかったな…。」

人には、誰かに話しづらかったり相談しにくい事は、1つや2つはある筈。

それが例え、友人であろうと親しい相手にだろうと。

「大喜君を迎えに行った時に、大喜君の近くに居た人達はきっと大喜君の知り合いだったんだろうね…。」

でも、大喜君はその人達の事を敵視していた。

「はぁ…考えても仕方ないか…。」

大喜君から打ち明けてくれるまで、僕からは言わずに待ってるとしようっと…。

「……この冷凍食品、いつもは美味しいのに今は何でか美味しく食べれない…。」

結局このあとも、大喜君と気まずい雰囲気のまま、1日を終える事となった。

この翌日も、気まずい雰囲気のままの1日が始まった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ