テキストサイズ

大型犬との同居~Sequel Of Story~

第5章 ~仲直りの夜と深まる絆~

「仕事が終わる頃に、ご両親にまた来てもらって一度話し合ったらどうだ?」

「えっ、この2人と話し合う事なんて…。」

店長は、チラッと元両親を見て視線を俺に戻す。

「お前が、ココで働いてるとわかってしまい、これからも何度か来るかもしれない
それは、大喜も嫌だろ?」

「はい…。」

「それならさ
一度ちゃんと話し合って全部ぶちまけて、きっちり自分の気持ちを伝えた方が結果がどうであれ、お互いにスッキリして良いだろ?」

「……。」

確かに、店長の言うとおり。

このまま、モヤモヤしたままなんて嫌だ…。

「……わかりました…。
一度、この2人と話してみます…。」

「大喜のご両親も、それで良いですよね?」

「はい」

「俺達も、店長さんの案に賛成です」

こうして、俺は仕事終了後に元両親達と話し合う事となった。

◇505号室・玄関◇

-小太郎視点-

「郁君、いらっしゃい…。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ