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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第5章 ~仲直りの夜と深まる絆~

「これって…。」

紙袋の中身は、エリカ先生のBL小説とBL漫画が一冊ずつ入っていた。

「インフルへのお見舞い品として渡してって、言われたので」

「そうか…。」

エリカ先生にも、申し訳ない事をしたなぁ…。

「それで、先生
昨日、何があったんですか?」

「それは…。」

一瞬迷ったっけど、郁君には迷惑かけたし…。

ちゃんと、話さないと駄目か…。

「梅田喫茶店に行って、大喜君に聞いてもはぐらかされましたし…。
大喜君と、何かあったんですよね?」

「うん…。」

郁君は勘が鋭いから、下手な誤魔化しが効かない…。

「やっぱり…。
今までこんな事がなかったから、きっと大喜君絡みかと思ってたんですよ」

「ははは、郁君に隠し事は出来ないね…。
そうだよ、昨日ちょっと大喜君と初めて喧嘩して言い合いになって…。」

僕は、大喜君と揉めた件について事情を全部説明した。

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