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WーWING

第4章 互いに結ぶ?

 隼斗の足取りは軽かった。


 面白い友達と出会えた。


 なぜ、今まで会わなかったんだろう。


 これから先も、友達でいたい。


 いつもの上り坂だ。


 だが、こんなもの、なんてことはない。


 静荷重静移動。体重を前にかけながら歩く。


 あっという間に家についた。


「優雅、すげぇーっ!! これなら楽勝だ」


 今まで、こんな事を教えてくれるものはいなかった。


 これからの人生に、大きく役立つ。


「優雅面白いよ、早く明日になんねぇかなぁ」




 その頃、優雅は……




 エロDVDを見ながら、右手を動かしていた。


「隼斗……一緒に明るい学園生活、過ごそうぜ!! うぉ……うぉ、はうぅっ!!」


 いった。


 その後、優雅は苦笑いしながら、ジュウタンを濡れた雑巾で拭いた。


「これが、オリンピック競技なら、銀はねらえるだろぅ……いや、南アフリカとか、卒業証書の筒くらいあるからなぁ……」


 優雅の想像は、ナニをむき出しにしながら、日本の国旗を手に走り回る自分の姿だった。


「ジャパーーン」

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