テキストサイズ

体育館倉庫で。。。

第2章 キケンナライキャク

扉が開き、人が入ってきた。

バレたっ…

私は焦った。でも、この服装では隠れることはできなかった。

すぐに見つかってしまった。

「そんなところで、そんなかっこして、何してるのかな?みつちゃん?」

みつちゃん、とは私のこと。

入ってきたのは私の好きな先輩だった。

前に私を助けてくれた時からずっと片思い…

不良で、よく授業をサボっているらしい…

けど、まさかこんなかっこで、こんなことしてる時に好きな先輩に会うなんて…最悪…

「っ…せ、せんぱい。その…」

私は目頭が熱くなり、涙が溢れる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ