kiss & cry
第13章 xA+ J not REC
だんだんと近づいてくる相葉くんの顔に
ゆっくりと目を閉じる。
ふわっと相葉くんの香水と汗が混じった香り。
次の瞬間ぬくもりが訪れたのは、
唇ではなくおでこ。
A「んーーーー、ちょっと熱っぽいかなぁ…?」
おでことおでこをくっつけたまま
相葉くんが呑気にそんなこと言うから
N「ん、やぁ・・・相葉くん・・・熱、じゃな・、」
ふるふると首をふって、相葉くんに訴えれば
彼は不思議そうに首を傾げて
俺の眼を覗き込む。
N「あーばく……、ココ、触って…? 」
A「えっ、あっ・・?!」
相葉くんの手を取り、布団の中で完全に
芯を持って勃ち上がった俺自身に誘導させれば、
戸惑った声とともに相葉くんの腕にグっと力が入った
A「に、二宮くんっ、ダメだって…!!」
N「さわってぇ・・・っ、カラダ、変なの…!
たすけっ、てぇ・・・んっ、」
お願い…って見つめると
微かに彼の瞳が揺れた気がした。