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第13章 重い現実







涼said





結城は俺の前に小さなポーチを出してきた。







「なにこれ・・・(笑)」







俺が言うと、結城は不安げな顔をして・・・・。








「・・・・あの人の・・・・部屋で見つけてしまったの・・・・・。」








・・・・・・。








「見て良いの?」











俺がそう言うと結城は一回頷いた。










ポーチのチャックを開けると・・・中にはビニールに入れてあるもの。








・・・・・。







チラッと結城の方を見ると・・・・さっきよりも不安そうな顔。









ビニールの中を見ると・・・・。







・・・・・・。








これ・・・。








小分けにされてる白い粉が2袋と・・・・








注射器。









白い粉の袋を出し・・・何度か振ってみた。










・・・・・・。








プラスチックの注射器を出し・・・










「これ・・・・いらないよな?」









俺が言うと・・・結城は何度も頷いた。












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