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第13章 重い現実









涼said







あれは・・・・。








間違いなく覚せい剤。








結城の手を引き車に戻ると・・・・・。








結城は不安そうに俺を見た。









「結城・・・一つ聞いて良い???」









結城の顔を見ると・・・ビクビクした顔で俺を見つめ・・・・頷いた。









「あれはー・・・旦那さんのだよね?」








まさか結城が使っているようには見えないし・・・この子がそんな事するようには見えない。








「多分・・・・、いつも・・・・自分の部屋には入るなって言われてて・・・。でも・・・掃除機だけと思って昼間に入ったら・・・・。」








・・・・・・。







「そっか、・・・旦那さんは家に居る時変わった様子はなかった?」









「・・・・家にあまり居なかったし・・・居ても最近は寝るのも別だから・・・・分からない・・・・。」









・・・・・・。









結城はそこまで言うと顔を上げ・・・・。










「昼間・・・・あの人当てに、・・・高輪警察から電話があったの・・・・」










・・・・・・。











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