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第25章 逢いたい






涼が連れて行ってくれたのは・・・・。







「う・・・・・もっと畏まった格好して来ればよかったかな・・・。」






店の入り口で私は足を止めた。






涼は私の手を取って・・・






「なんで??可愛いよ(笑)」






うー・・・・だって・・・。






そこは私もテレビで見たことがある・・・強羅にある鉄板焼きの専門店・・・。






石段の階段を上がると・・・素敵なドアが・・・







ウィーーン・・・・。







「上地様、お疲れ様でございます・・・(笑)」






入り口に居たシェフのような人は待っててくれたのか直ぐに私たちを迎え入れてくれた・・・。







ど・・・・






ド緊張ッ!!!!






涼の手をギュッと握ると・・・涼は笑って私をエスコートしてくれた・・・。







奥の個室に案内され・・







そこはカウンター式の席で・・・目の前に鉄板が引かれて案内してくれたシェフがそのままカウンターの中に入った。







「上地様・・・ご無沙汰しております・・・(笑)」






シェフの様な人はニッコリ笑い・・・涼に挨拶をした・・・。







「(笑)最近あまり来れなくて・・・美味しいのこの子に焼いてください・・・」





涼はスーツの上着を脱ぎながらそう言った・・。






シェフは私を見て・・・






「可愛らしいお嬢さんだ・・(笑)珍しいですね・・・女性といらっしゃるなんて・・・」






本当ッ???(笑)






涼は笑って・・・タバコを吸った・・・。








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