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第26章 お泊まり








10時過ぎに宿を出発し、向かったのはすすき野・・・





「ね、涼・・・写真撮りたいー(笑)」





「お前ちゃんと写真誰にも見られないようにしろよ?(笑)」





涼は私の携帯を持ち・・・





後ろに回って後ろから私を抱える様にしてカメラを前に向けた。





「笑えよーーーー???(笑)」




(笑)(笑)





カシャッと音がすると・・・その写真は私の携帯に保存されて・・





一緒にそれを見て・・・笑った。






カツラを被って・・・マスクをしてる私は他の観光客には全くバレず・・・。





涼の大きな手にしっかり掴まってすすき野を歩いた。






こんな穏やかな時間・・・ずっとずっと続けばいいのに。






一緒に・・・ずっとずっと居たいのにな・・・。









すすき野を30分ほど散歩しその後向かったのはガラスの森美術館・・・。






一回来てみたかった場所だった。







外のカフェでお茶をし・・庭園を眺めた・・・。







「クリスマス綺麗なんだろうな・・・(笑)ここイルミネーション綺麗なんだって!」






私が思わず言うと・・・





「クリスマスかぁ・・・・どっかー・・行く??(笑)」






「仕事は??・・・休みなの???」







私がそう言うと・・・・







涼は笑ってコーヒーを飲むと・・・・。







俺の仕事最終日25で決まったんだ(笑)








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