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第27章 達也









17時が過ぎ部屋の電話が鳴った。








達也はため息をついて電話に出る。








「あ~・・・はいはい、・・・もう行きます~ッ・・・・」








私は達也が電話で話している間に脇に置かれた着替えを手に取って服を着た。










もう・・・。









こんなの無理だ。










涼と逢えないなら意味がない。










考えてみればもう・・・涼が住んでるマンションも知ってるし・・・。










ここに通う理由もない。










お金は無駄になるけどいい経験をしたと思えば・・・。










そんな事を考えながらカットソーをかぶってスカートをはいた。










達也は電話を切って私の横に腰掛けてきた。










「あのさぁー・・・・、えーーーっと・・・・。」









今更何をいうの?








「まぁ、・・・お前がどう思ったか知らねーけど~・・・気持ちよかったろ??」








はっ?!








私はビックリして達也の顔を見た。











「何言ってんのッ??・・・これってレイプじゃない!!」









思わず・・・。







言ってしまった。











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