
Secret
第27章 達也
もういいや・・・。
私は黙ってバックから財布を出し2万を出しカウンターに置いた。
「おい、・・・結城待て・・・・金は良い・・・・」
涼がそのお金を抑え言った・・・・。
・・・・・・・。
「涼、もう大分時間がかかっています。延長金はルール上・・・・」
園田さんが言うと涼は園田さんを睨みつけ・・・・。
「黙れ、・・・・結城・・・何があった?」
私の肩を撫でてそう言った。
涼・・・・・。
もうダメ。
私もう・・・。
「もう・・・私辞めたい・・・・。」
そう言った瞬間・・・涙が出てしまった。
すると、堂本さんがハンカチで私の顔を撫で・・・涙を拭いてくれた。
「結城様・・・座りましょう・・・(笑)」
・・・・・・。
私は首を横に振って・・・・。
「もう帰りたい・・・・・っ」
