
Secret
第27章 達也
「・・・それはっ・・・」
園田さんが声を上げた・・。
それはベルトで縛られた痕が・・・・・・・。
薄っすらと傷になってた・・・。
「・・・・・これでは助けも呼べませんね・・・・。」
堂本さんは痣をさすって言った。
「・・・結城・・・」
涼は少し眉間にしわを寄せ・・・・・・・。
私の手を摩っていた手が・・・少し強く私の手を握る。
「・・・・他に・・何を??」堂本さんが言った。
「・・・・あのッ・・・・・・」
「・・・結城様・・ちゃんとお話を・・・」
堂本さんが言う・・・・。
私は・・泣きながら・・・3人の顔を見て・・・
「・・・ゴム・・しないでされた・・・」
声を振り絞って・・・言った・・瞬間また涙が一気にこみ上げて・・・顔を手で覆った・・・・・・・。
一瞬皆が・・黙って・・・・・・・。
涼が立ち上がって・・奥の部屋に向かった・・・・・・・。
