Secret
第7章 寂しいです
俊也said
何だアイツ・・・。
聞きたいことって・・・・。
まさかーー・・・。
俺は着替えをして直ぐに店に戻った。
「行くぞ!!」
結城にそう声を掛けると結城はカウンター席から慌てて立ち上がって俺の方に歩いてきた・・・。
「ごめん・・・・。」
なんだよ・・・。
元気ねーじゃん!!
結城を連れて車が止まっている駐車場まで歩くと・・・結城は俺のすぐ横に来て・・・。
「あの・・俊也・・・あのねっ・・・」
・・・・・・。
俺は脚を止め結城の方を見て・・・。
「聞きたいことって・・・涼の事?」
きっとそうだ。
結城は一瞬下を向いてしまったがまた顔を上げて・・・。
「・・・涼君がいる・・・あの場所に・・・・」
・・・・・・。
「連れてってほしいの・・・。」
マジかよ。
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