Deep Night《R18版》
第6章 No.623
貶される事や罵倒される事はあっても、こんな風に言われる事はなかった。
照れ臭く、恥ずかしい気持ちは、どこか懐かしく思えた。
「で、舐めていいの?」
「……言わせんな」
「言わせたいんだよ」
「……っ、めて」
「なに?聞こえないなぁ」
「舐めて!」
「女王様プレイ?」
ゲラゲラと笑いながら「仰せのままに」と、腰の下に膝を入れ自分の顔まで持ち上げる。
「足は自分で持って、舐めやすいように開いて見せて?」
「……っ」
言われた通りに、自分の足を腕に掛け、両手で秘部を開いて色男に蕾まで見えるようにする。
堪らなく襲う羞恥心さえ、快感の一部だと言うように、色男の舌先が蜜壷をクチュクチュとかき混ぜた。
「ぅぁっ……んああっ!」
舌先で弄ぶ蕾に痺れる快感。
左右に小さく揺さぶられ、チュッと音を立て吸われると蕾が芽を出す。
「あっ、ソコ!やっ……あん」
一番、敏感な芽を舌先で突つくと、ムツミの腰がガクガクと震え始める。
「あっ、イッちゃう!ん、はぁッーイクっ」
きゅっ、と芽を吸い上げるとムツミはだらしなく口を開け
「ああああっ!それ、気持ちいっ……イクッーんっんっ…はぁっ」
腰を仰け反らし絶頂した。