Deep Night《R18版》
第6章 No.623
「イイ眺め」
ぱっくりと開いた花弁の奥底から、蜜がじわりと湧き出る。
「っ、それ、やめてよ」
「触ってないのに感じてるんだ?」
フッ、と吐息を吹き掛ければ、花弁が開花するようにヒクヒクと揺れる。
ムツミにとっては、赤ん坊がおしめを取り替える格好でいるのが恥ずかしかった。
「触って欲しい?」
その反面、見られている事に興奮もしていた。
「……っ」
答えないムツミに、色男は舌を出して見せ付ける。その舌が花弁に触れた瞬間、爪先から頭の天辺まで駆け抜ける快感がムツミを襲う。
「っああ!」
「いきなり舐められると気持ちいいでしょ」
「な、なんで舐めんの?」
「なんでって、ムツミは嫌なの?」
「……嫌、じゃないけど…」
「なに、すぐイッちゃうとか?」
「そうじゃなくて、…前に客がイカ臭ぇマンコ舐めさせんのかってぶちギレたから」
「俺はこの匂い、エロくて興奮するけど?」
「洗ったしまだ今日は綺麗だけど、汚いでしょ?」
「まぁ、他の男に中出しされたんなら、汚いって思うかもしれないけど、俺が一番乗りなら別に気にしない」
チュッ、と口付けを落とす色男に、ムツミは顔を赤らめて視線を反らした。