Deep Night《R18版》
第6章 No.623
ムツミは従業員にDVDの件で口利きをしてやると、次回の来店時に売り付けることを約束した。
ついでに、とニーナのDVDの話もすると一般人には到底払えない額を提示されムツミは苦笑いするしかなかった。
「いつからニーナの売ってんの?」
「さぁな」
「もしかしたらシリーズで買ってくれるかもよ?」
「はっ、そりゃ無理だ。ニーナのDVDは売り切りだから価値がある。お前と違ってな」
「……へぇ?」
ーーそして色男が来店した日に、DVDの件よりも先にとムツミの身体を貪る。
濃厚なセックスは互いを恋人だと錯覚させるほど、優しく激しく求め合った。
幾度も登り詰め、絶頂を繰り返すムツミを楽しみながら突き上げる色男もまた疲れ知らず。
「あっんッ、イクッ」
「これで6回目だよ?」
「あッあッ、奥っ…気持ちーぃッ」
「ムツミはココが好きだね?」
グリグリ、と最奥をかき回しノックするように小付くと、爪先をピンッと伸ばして腰に足を絡ませると色男を締め付けた。
「ぅ、キツーーッ」
「スゴい、出てるね?」
ビクビクと震える膣内にたまらず声を漏らす色男にムツミは意地悪く笑う。