
掟破りな恋をしよう。
第1章 最低な出会いは、運命の出逢い。
3Fに戻る途中のエレベーターの中で
私はある事を考えていた。
この会社の
"絶対に社内恋愛をしてはいけない"
という決まり。
この会社の人達の実力が凄いのは
社内恋愛をする者がおらず、無駄な事を考えなくて
良いからというのも理由の1つなんだとか。
そんな話を前にまーちゃんから聞いたことがある。
まぁ、私に社内恋愛なんて出来っこないし
無関係な話だけど。
〜♪
エレベーターが3Fに到着し、扉が開く。
私は自分の席に向かうため歩き出した。
