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掟破りな恋をしよう。

第2章 彼の素顔。




「なんか、やけに深刻な顔してるな。千尋。」


「え………?」

水波さんにそう言われ、気になった私は
神咲さんの方へ視線を向ける。





確かに、話をしている沙耶さんと神咲さんは
深刻な顔をしていた。



おそらく何かあったんだろう。










どうしたのかな…………。









やがて、話を終えた神咲さんが
席へと戻ってくる。




何があったのか気になるけど
多分………聞かない方がいいよね。








私はキーボードを打つのを止めていた手を
再び動かし始めた。




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