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Our Destination

第10章 君といたら、隠せなくなる気持ち

「悠輔くん、このお店どうかな?」
「お!よさそうじゃない?」
「お肉もお魚もあるんだね!」
「そうだね!ここにしよっか!」
数分歩き、玲佳ちゃんがおしゃれなお店を見つけてくれて中に入った

全席個室らしく、奥の方の席に通された
「玲佳ちゃん、飲み放題でいい?」
「うん!いいよ?最初は何飲むの?」
「俺はビールかな」
「じゃあ…私もビールにしようかな!」
ふたりでビールを頼む

「今日はお疲れ様!玲佳ちゃんのおかげだよ!乾杯!」
「ありがとう!乾杯!」
乾杯をして一気にビールを流し込む
「ぷはぁ!うまい!」
「おいしいね!」
「これが勝利の美酒ってやつじゃない?」
「かもしれないね!ほんとに美味しいもんね!」
玲佳ちゃんがとびっきりの笑顔で話してくれる
"今日はすごく笑ってくれてる気がする。楽しいのかな?"

「あっ、飲み終わっちゃう…。私、次はハイボールにしようかなー」
「俺も飲み終わるわ!じゃあ、同じくハイボールで!」
今日はなんかピッチが早い気がする
玲佳ちゃんもいつになく楽しそうに飲んでるから、それを見てたら楽しくてつい酒が進むな

「ハイボール来たね!悠輔くん、乾杯!」
「そうだね!玲佳ちゃん乾杯!」
さっきもしたのにまた乾杯して飲み始める

"その笑顔をこんな間近で見てたら、俺の気持ちはあふれちゃうよ"
そんなことを思いつつ飲んでいた

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