
Our Destination
第2章 知りたかったこと、知りたくなかったこと
「いや、そういうわけじゃなくて…あの…」
目が泳ぎ続ける実咲を見ずに
「まあ、部屋の中に入ればわかるだろ!浮気相手の一将さーん!でてこーい!」
そのまま悠輔が部屋の中に入るとベッドの上で動けずにいる一将が
「あの、あなたが一将さん?実咲と昨日ラブホテルに行ってさんざんしたくせにまた部屋に来てヤりまくってる一将さん?」
「いや、その…あの…」
「あっ!確かにこの髪型の感じとか落ちてる服の感じ!友達が昨日とった写真の男と同じだわ!やっぱり浮気相手の一将さんですね!」
「悠輔、写真って何…??」
実咲が動揺したまま近づいてくると、悠輔はスマホに保存していた航平にもらった写真を見せ
「え?これ!俺の大学の友達が実咲に似てると思ってとったんだってさ!浮気してるかもよって言われて本当か確かめに来たら、浮気現場に突入ですよ!」
「ちょっと待って…盗撮だよ、それ…」
怒りを見せる実咲と目の前で起きてることを呆然と見る一将を一瞥するように見つめる悠輔
目が泳ぎ続ける実咲を見ずに
「まあ、部屋の中に入ればわかるだろ!浮気相手の一将さーん!でてこーい!」
そのまま悠輔が部屋の中に入るとベッドの上で動けずにいる一将が
「あの、あなたが一将さん?実咲と昨日ラブホテルに行ってさんざんしたくせにまた部屋に来てヤりまくってる一将さん?」
「いや、その…あの…」
「あっ!確かにこの髪型の感じとか落ちてる服の感じ!友達が昨日とった写真の男と同じだわ!やっぱり浮気相手の一将さんですね!」
「悠輔、写真って何…??」
実咲が動揺したまま近づいてくると、悠輔はスマホに保存していた航平にもらった写真を見せ
「え?これ!俺の大学の友達が実咲に似てると思ってとったんだってさ!浮気してるかもよって言われて本当か確かめに来たら、浮気現場に突入ですよ!」
「ちょっと待って…盗撮だよ、それ…」
怒りを見せる実咲と目の前で起きてることを呆然と見る一将を一瞥するように見つめる悠輔
