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Our Destination

第11章 届いてしまった、微かな香り

「悠輔、このデザート美味しいよ!」
「お!そうなの??」
それぞれ頼んでいたデザートが来て、ふたりで食べていた

「うん!悠輔、よかったらたべる?」
「いいの?」
「もちろんだよ!はい!あーん!」
「うん…」
悠輔に食べさせてあげると恥ずかしそうに食べている

「玲佳、これうまいね!」
「うん!ねえ、悠輔、照れてる…?」
「そりゃ照れてるだろー!こんなことやったことないからなー!」
「そうなの…?悠輔、かわいい!」
「かわいいわけないだろー?おかしいじゃんかー!」
悠輔が恥ずかしそうに言ってる
「おかしくないもーん!かわいいんだもん!」
「玲佳のほうが可愛いからなー!」
「いきなりなーに?恥ずかしいじゃん!」
「ホントだからなー!かわいいからなー!」
「なによー!」
悠輔はニコニコしながら話してくれる
ああ、ホント幸せ…
悠輔とこうやって笑えてるのが幸せ…

「玲佳、俺のも食べる?」
「うん!ちょーだい!」
悠輔が食べてたデザートをもらう
「どう?」
「あっ!これすきー!」
「これ、うまいよなー!」
「うん!玲佳こういうの好きなんだね!」
「すきだよ!」
「そうなんだ!玲佳のことまた一つ知れた!」
悠輔はすごく嬉しそうにしてくれてる

「悠輔、もっと知ってほしいな…」
「教えて…?玲佳のことたくさん知りたいからさ!」
「うん!悠輔、大好き!」
「俺も玲佳のこと好きだよ?」

私ももっと悠輔を知りたい
だって大好きだもん…

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