
Our Destination
第3章 変わらないはずの日々で、動き出す歯車
「望月さんが謝ることじゃないよ、さっきまで涙が止まらなかったからかな…」
「涙が止まらなかった…?」
「そうなんだ…」
話してる最中、お替りのビールが届き一口飲んでから
「彼女と別れてきたんだよ、俺」
「えっ、彼女さんとお別れしたの…?」
「そう、別れてきた…自分から別れてきたのに悔しくて悲しくて虚しくて涙止まらなくてさ…なんか酒飲みたくなってたまたま見つけたここに入ったんだ…」
「そうだったんだ…いろいろあったんだね…」
小林くんにどんな言葉をかけるべきかわからなくて精一杯の言葉を伝える
「いろいろあったってことになるのかな…」
「自分からお別れを決めたのにそれだけの感情を感じるのは、いろんなことがあったからなのかなと私は思うよ…きっとね…」
「ありがとう…いろいろあったというより俺がバカだっただけなんだよ」
「バカだった…?」
今にもまた泣きそうな顔で話す小林くんを見つめたまま話を聞き続ける
「涙が止まらなかった…?」
「そうなんだ…」
話してる最中、お替りのビールが届き一口飲んでから
「彼女と別れてきたんだよ、俺」
「えっ、彼女さんとお別れしたの…?」
「そう、別れてきた…自分から別れてきたのに悔しくて悲しくて虚しくて涙止まらなくてさ…なんか酒飲みたくなってたまたま見つけたここに入ったんだ…」
「そうだったんだ…いろいろあったんだね…」
小林くんにどんな言葉をかけるべきかわからなくて精一杯の言葉を伝える
「いろいろあったってことになるのかな…」
「自分からお別れを決めたのにそれだけの感情を感じるのは、いろんなことがあったからなのかなと私は思うよ…きっとね…」
「ありがとう…いろいろあったというより俺がバカだっただけなんだよ」
「バカだった…?」
今にもまた泣きそうな顔で話す小林くんを見つめたまま話を聞き続ける
