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Our Destination

第4章 突きつけられた現実、行き場のない思い

「てか、あれ?愛花?え?悠輔くんと知り合い?」
「あっ、恵理さん、おつかれさまです。知り合いと言うか…なんというか…」
そういえば恵理ちゃんと田丸さんは同じ学科だったか…

知り合いと言っていいのかわからずいると真希ちゃんが
「あっ、知り合いというか、私と油淋鶏食べてる玲佳と小林くんが同じ学科の同期で、私と愛花はバイト先が一緒なの。で、先週たまたま私たちのバイト先で居合わせてなんかこうなってるというか…」
「先週?あっ、もしかしてあの日か…?悠輔…」
「そう、あの日。飲みたくなって焼き鳥屋入ったらみんないて」
うまく説明できないところをフォローしてもらいつつ二人に伝える

「なるほどね…、ねえ、悠輔くんそこのあいてる席座ってもいい?混んでて場所なくてさ…邪魔はしないから…皆さんにも迷惑にならないなら…」
恵理ちゃんが座りたいと言うと、みんな"どうぞ"と言ってくれ航平と恵理ちゃんも座る

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