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Our Destination

第4章 突きつけられた現実、行き場のない思い

5限が終わり、学食前にみんなが集まった
「みんないるよね…?じゃあ行きますか、そこまで遠くないから歩いていきますね」
望月さんを先頭についていく
これからの話が話なだけに行く途中に喋ろうとする人はいなかった

「ここだよ」
望月さんの部屋に着き、部屋の中へ入ると落ち着いた雰囲気の部屋だった
「なんかいい部屋だね、航平」
「そうだな」
そんな会話を航平と恵理ちゃんがしている

テーブルを囲むように座り、望月さんが飲み物と簡単な食べ物を用意してくれた
「ありものだけど許してね?」
そして、全員座り少しの沈黙の後真希ちゃんが

「じゃあ早速本題行きますか…愛花お願いしていい?」
「わかりました…。小林さん、改めて聞きますがすべてお話してもいいですか?確実に聞きたくない話ですよ…?」
「大丈夫、田丸さんお願いします」
「では、話しますね」
田丸さんの顔が少しだけうつむいた後、周りを囲むみんなを見るように話し始めた

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