
Our Destination
第6章 隠すべき気持ち、隠せない思い
愛花を部屋に連れてきてソファに座らせる
「真希さん、ほんとに迷惑じゃないですか?私帰りますよ?」
「迷惑じゃないから!むしろ今帰られたほうが迷惑なんですけどー!」
「えっ…?」
「とにかく愛花は座って待ってて?適当にテレビ見てていいから」
愛花に伝えて、キッチンで鳥もものトマト煮風とほうれん草のおひたしを手際良く作る
30分後、保温してたご飯と合わせて出来上がった料理を愛花の前に持っていく
「わっ…すごい…。ほんとにすみません…」
「謝らないの!ほら食べな?」
「はい…いただきます」
愛花が鶏肉を一口食べると
「おいしい…これ好き…」と呟きながら表情が和らぎ、笑みが見えた
「はい、わらったー!」
「えっ…?」
「愛花がずっと暗い顔してたから、心配だったの…。でもご飯食べて笑ったから安心したんだよ?」
「すみません…心配かけてしまって…」
「また謝ったな?謝るの禁止だから!ほら、食べよ?冷めちゃうからさ!」
愛花謝らないで…
謝るときにまたその悲しい顔に戻るんだから
その顔見たくないんだよ
微笑みながら美味しそうに食べてる顔だけ見せてよ
「真希さん、ほんとに迷惑じゃないですか?私帰りますよ?」
「迷惑じゃないから!むしろ今帰られたほうが迷惑なんですけどー!」
「えっ…?」
「とにかく愛花は座って待ってて?適当にテレビ見てていいから」
愛花に伝えて、キッチンで鳥もものトマト煮風とほうれん草のおひたしを手際良く作る
30分後、保温してたご飯と合わせて出来上がった料理を愛花の前に持っていく
「わっ…すごい…。ほんとにすみません…」
「謝らないの!ほら食べな?」
「はい…いただきます」
愛花が鶏肉を一口食べると
「おいしい…これ好き…」と呟きながら表情が和らぎ、笑みが見えた
「はい、わらったー!」
「えっ…?」
「愛花がずっと暗い顔してたから、心配だったの…。でもご飯食べて笑ったから安心したんだよ?」
「すみません…心配かけてしまって…」
「また謝ったな?謝るの禁止だから!ほら、食べよ?冷めちゃうからさ!」
愛花謝らないで…
謝るときにまたその悲しい顔に戻るんだから
その顔見たくないんだよ
微笑みながら美味しそうに食べてる顔だけ見せてよ
