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Nectar

第2章 大ファンです

随分アルコールを飲んでいるのか頬が赤く染まり、熱そうに上着を脱いだ。

昼間は下ろしていた長い髪を緩く後ろでまとめていて、上品なワンピースから長い手や綺麗な首筋が露わになっていた。

蓮「何…してるんですか?こんな時間に…」

しかもこんな場所で…

ん…?

この場所にいるということは…

蓮「あぁ!宿舎の下で待つつもりですか?もう時間も遅いですし近所迷惑になるので帰ってください。」



なんで…

何で僕がそんな目で見られないといけないんだよ!

僕は当たり前のことを言ったまでで…

いや、図星だからか?(笑)

蓮「ちなみに!大和はもう部屋で休んでたので出て来ませんよ。」

ふんっ…

言ってやった。

愛梨「私の家コッチなの!」

彼女が少しイライラしたように指を差したのは僕が歩いて来た方向…

oh my goodness…

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