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Nectar

第10章 始まり

ー蓮sideー

愛梨の事が心配で、歩いても5分もかからないコンビニまで走った。

エレベーターに乗ってやっと一息…

部屋に入ったと思うと、廊下にハルと大和がいた。

俺が話しても反応しない2人…

大和なんて俯いたまま負のオーラを漂わせてる。

俺の頭には前回のような最悪な事態が過ぎった。

蓮「何かあった?」

暫くして、ハルが話し始めた。



蓮「大和のバカ!何やってんだよ!」

でもそんな事より今は愛梨の事が心配だ。

蓮「愛梨?!」

リビングに入ると、愛梨の肩を抱いて座っている祐兄と心配そうに愛梨を覗き込むメンバー達がいた。

みんな距離近いって!!!

愛梨「蓮っ…」

愛梨は立ち上がって真っ直ぐに俺の胸に飛び込んできた。

何か…優越感?(笑)

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