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遙稀「そう言えばね！祐兄かっこ良かったんだよ！愛梨ちゃんの事庇ってこうやって…」

あの時の事を1人で再現するハル。

蓮「何それ…」

そう言えばそうだった！

愛梨「裕翔さん、ご迷惑お掛けしてすいませんでした！」

裕翔「あ？別にお前は悪くないだろ」

蓮「だから何それって！そう言えばさっきだって祐兄に肩抱かれてなかった？！」

急にヤキモチモードに突入した蓮…(笑)

蓮「はぁ…やっぱり連れてくるんじゃなかったかも。あ～愛梨～…」

愛梨「あっ、もう！離してよ！」

みんなが見てるのに痛いほど抱き締めてくる。

蓮「愛梨…みんな受け入れてくれてるでしょ？愛梨の事」

私にだけ聞こえた蓮の言葉。

緩められた腕から抜け出し、ゆっくりと周りを見ると優しい笑顔のお兄さん達が私たち2人を見守っていた。

なんか…くすぐったいね(笑)