
Nectar
第12章 胸の痛み
ー蓮sideー
今回のコンサートスタッフには美桜が入ってる。
高校の時から同じクラスで、かなり仲が良かった。
俺が先にデビューして、美桜もしばらくはアイドル志望で所属してたけど結局社員として事務所に入った。
今でも大切な友達だから愛梨の事紹介しておこうと思ったんだけど…
美桜「蓮に彼女なんて…生意気!しかも何?ニヤケちゃって…気持ち悪い(笑)」
蓮「何だよ、負け惜しみか?(笑)」
美桜の頬を軽く抓むと、高校生の頃に毎日のようにふざけあっていた事を思い出して自然と2人で笑っていた。
奏多「おい、蓮。愛梨さんまだ来てない?」
さっきまでほかのメンバーに捕まっていた奏多がやっとコッチに来た。
蓮「来てないけど…てか何で愛梨が来てんの知ってんの?」
奏多「席隣だった。しかも彼女、僕が声かけたら“あっ、蓮の…”って(笑)普通“芸能人だ!”ってなるだろ?なのに顔色一つ変えずに…はぁ。」
奏多ですらアイドルやスターじゃなくて、俺の友達って扱いなんだ…(笑)
奏多「本当…お前が言ったとおりの人だな(笑)アイドル扱いされないのなんて久しぶり…」
そう言って安心したような笑みを俺に向けた。
今回のコンサートスタッフには美桜が入ってる。
高校の時から同じクラスで、かなり仲が良かった。
俺が先にデビューして、美桜もしばらくはアイドル志望で所属してたけど結局社員として事務所に入った。
今でも大切な友達だから愛梨の事紹介しておこうと思ったんだけど…
美桜「蓮に彼女なんて…生意気!しかも何?ニヤケちゃって…気持ち悪い(笑)」
蓮「何だよ、負け惜しみか?(笑)」
美桜の頬を軽く抓むと、高校生の頃に毎日のようにふざけあっていた事を思い出して自然と2人で笑っていた。
奏多「おい、蓮。愛梨さんまだ来てない?」
さっきまでほかのメンバーに捕まっていた奏多がやっとコッチに来た。
蓮「来てないけど…てか何で愛梨が来てんの知ってんの?」
奏多「席隣だった。しかも彼女、僕が声かけたら“あっ、蓮の…”って(笑)普通“芸能人だ!”ってなるだろ?なのに顔色一つ変えずに…はぁ。」
奏多ですらアイドルやスターじゃなくて、俺の友達って扱いなんだ…(笑)
奏多「本当…お前が言ったとおりの人だな(笑)アイドル扱いされないのなんて久しぶり…」
そう言って安心したような笑みを俺に向けた。
