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ー蓮sideー

鍵を開けて入るとそこに愛梨が立っていてかなり驚いた。

出迎えに来てくれたのなら嬉しいけど、俺結構怒ってるんだからな！

蓮「何で勝手に帰ったんだよー！絶対来てって言ってたのに…」

…

愛梨は反論もしなければ、動こうともしなかった。

蓮「…中入らないの？」

…

蓮「愛梨…？」

…

ずっと視線を下げて、黙ったままの愛梨に触ろうとした瞬間だった…

愛梨「…ねぇ末っ子くん、もう良いでしょ。別れて？」

蓮「は？冗談でもそんな事言うなって。もう怒ってないから。」

やっぱり惚れたもん負けだよな…

愛梨怒らせたら怖いし…

愛梨「冗談？(笑)アンタってもっと賢いと思ってた。お互いそれなりに楽しんだんだからもう良いでしょ？って言ってんの。分かる？」