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Nectar

第4章 意識

愛梨「さっきの忘れて!末っ子くんが…そんな気持ちなら、もう会わない。ごめん…」

また末っ子呼びに戻ったし…

蓮「無理だから。言ったでしょ?運命だって…(笑)別に良いでしょ?会うぐらい…ね?」

僕は末っ子だろ?

少しのワガママも甘えも…

許される末っ子だろ?

愛梨「はぁ…なんかムカつく。急に末っ子ぶっても可愛くないから。そんなの通用するのアンタのお兄さん達かファンだけ(笑)」

そんな事言ったって…

愛梨笑ってんじゃん。

蓮「今度愛梨んち行くから~、ご飯作って?」

猫なで声も出せる末っ子、蓮です。

愛梨「あはは(笑)だから可愛くないって!」

蓮「いや、冗談じゃなくて!また連絡するから。」



愛梨「末っ子くん…どんなに仲良くなっても、私があんたの事好きになるなんてありえないから。」

そんなの分かんないじゃん。

そんなに冷たい声で言わなくても良いじゃん。

蓮「おやすみ!」

ブチ切り。

はぁ…

末っ子扱いされても仕方ないくらい、僕はガキだ。

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