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Nectar

第5章 愛おしい君



ここ…だよな。

居酒屋のような所のドアをソーッと開けると、中はスーツのおじさんばかりだった。

いったいどんなとこで飲んでんだよ(笑)

由奈「あっ、こっちこっち!」

俺に手を振った女の子の方に近づくと、机に顔を伏せて眠っている愛梨の姿があった。

由奈「呼び出しちゃってごめんなさい。仕事大丈夫でしたか?」

蓮「いえ、ちょうど終わった所だったんで…。それよりコレ…どうしたんですか?」

由奈「あ~…末っ子末っ子って言いながら、バカみたいにお酒飲んで…その結果コレです(笑)」

俺…?俺のせい?

由奈「それにしても来るの早かったですね~!そんなに愛梨の事好き?(笑)」

は?!

愛梨はそんな事まで話してるのか…

蓮「まぁ…はい。そうですね…」

何でこんな辱めを受けてるんだよ俺!

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