
先生の秘密
第4章 ◎反撃
言ってないのにここに来てくれた奈々。
「…奈々~ありがとう~……」
「もう泣きすぎだから。何があったかわかんないけど、最近あんた1人で抱えこみすぎっ!そんなにあたしって頼りない?」
フルフルと首を振る。
「とりあえず着替えて、ね」
「うん、ありがとう」
あたしは制服に着替え始める。
「あと心、和樹に連絡入れときなさい。またすごい心配してるから」
また心配かけちゃった…。
本当あたしって人に迷惑かけてばっかり。
「うん…」
あたしは和樹にメールを打つ。
───────────────
和樹ごめんね。
また心配かけちゃった。
今から奈々と話してから
帰ります。
大丈夫だよ。
───────────────
送信、と。
「なるほどね…。そりゃ今の心には重すぎる悩みだね…」
「もうどうすればいいかグチャグチャなの…」
「心、時間が経つのを待つしかないよ。心の気持ちに何か変化があるまで。今はそんな1人で悩まないで2人に胸を貸してもらうぐらいの、ちょっとずるい気持ちでいていいと思う」
奈々は落ち着いた口調でそう言った。
「…奈々~ありがとう~……」
「もう泣きすぎだから。何があったかわかんないけど、最近あんた1人で抱えこみすぎっ!そんなにあたしって頼りない?」
フルフルと首を振る。
「とりあえず着替えて、ね」
「うん、ありがとう」
あたしは制服に着替え始める。
「あと心、和樹に連絡入れときなさい。またすごい心配してるから」
また心配かけちゃった…。
本当あたしって人に迷惑かけてばっかり。
「うん…」
あたしは和樹にメールを打つ。
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和樹ごめんね。
また心配かけちゃった。
今から奈々と話してから
帰ります。
大丈夫だよ。
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送信、と。
「なるほどね…。そりゃ今の心には重すぎる悩みだね…」
「もうどうすればいいかグチャグチャなの…」
「心、時間が経つのを待つしかないよ。心の気持ちに何か変化があるまで。今はそんな1人で悩まないで2人に胸を貸してもらうぐらいの、ちょっとずるい気持ちでいていいと思う」
奈々は落ち着いた口調でそう言った。
