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先生の秘密

第4章 ◎反撃

胸を貸してもらう、か…。
そんなことしていいのかな…?
「まぁ真っ直ぐな心には難しいだろうね。だからとりあえず、心は心らしくいればいいんだよ。どうにかしようとか、しなくていいんだよ。2人も心らしい心が好きなんだから。あんたがクヨクヨしてどーするのよっ」
あたしらしく…
「…そう、だね…。なんか、スッキリしたかも!本当ありがとう奈々っ」
「もう、心配かけないでよ?これからも何だっていいからあたしに話すんだよ?」
「うんっ!ごめんね、」
「わぁ!もうこんな時間…!帰ろうか、」
「そうだね」
あたしたちは屋上を後にした。

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