
先生の秘密
第5章 ◎三角関係
和樹が、家に来る。
いつぶりだろうか。
部屋、綺麗だったかな?
てゆうか、もしかして今日一緒に帰るのかな?
ってあたし考えすぎ。
だってもう前みたいな関係には戻れない。
あたしのせいだから。
「じゃあね~心。がんばって~」
奈々に手をふる。
何をがんばるんだろ…?
結局、午後の授業は上の空。
あたしは帰っていくみんなをよそに、ボーッと窓の外を見つめる。
「…ここ、今日は試合前で早く終わるらしいから、6時ぐらいに靴箱で待ってて」
急に横からした和樹の声にビクッとする。
「わかったっ…」
スタスタと部活へ行く和樹。
元々クールっちゃクールだけど、最近は本当に笑わなくなった。
あたしはまた窓の外をボーッと眺める。
「暇だなぁ…」
早く終わるって言っても、6時まではまだ2時間以上ある。
最近、サッカー部は強くなってきていて更に練習には熱が入っているようだ。
試合前だから軽め、と言ってもきっと並みではない練習だと思う。
あたしは心の中でがんばれー、とつぶやいてみたり。
でもこの後、事件は突然起こった。
いつぶりだろうか。
部屋、綺麗だったかな?
てゆうか、もしかして今日一緒に帰るのかな?
ってあたし考えすぎ。
だってもう前みたいな関係には戻れない。
あたしのせいだから。
「じゃあね~心。がんばって~」
奈々に手をふる。
何をがんばるんだろ…?
結局、午後の授業は上の空。
あたしは帰っていくみんなをよそに、ボーッと窓の外を見つめる。
「…ここ、今日は試合前で早く終わるらしいから、6時ぐらいに靴箱で待ってて」
急に横からした和樹の声にビクッとする。
「わかったっ…」
スタスタと部活へ行く和樹。
元々クールっちゃクールだけど、最近は本当に笑わなくなった。
あたしはまた窓の外をボーッと眺める。
「暇だなぁ…」
早く終わるって言っても、6時まではまだ2時間以上ある。
最近、サッカー部は強くなってきていて更に練習には熱が入っているようだ。
試合前だから軽め、と言ってもきっと並みではない練習だと思う。
あたしは心の中でがんばれー、とつぶやいてみたり。
でもこの後、事件は突然起こった。
