Secret2
第5章 仲間
講堂内はザワザワしだし・・・・。
他のスタッフたちも心配そうに私たちを見つめた。
涼は一旦考え込み・・・・皆を見つめた・・・。
皆はおふざけで言ってるわけじゃない・・・それは分かってる・・・
「・・・・結城さんやっぱ嫌ですよね???」
一番前に居た健二はシュンっとしながら言った・・・。
・・・どうしよう・・・涼が・・・困ってる・・・。
振り返ると・・・それはやっぱり・・・みんな真剣な顔・・・。
ここで拒否したら・・・疑われちゃうのかな・・・・。
「・・・涼・・・」私は拳を握って・・立ち上がった・・・。
涼は少し驚いた顔で私を見た・・・。
私は涼の方に歩いて行って・・・・
「涼・・・いいよもう・・私大丈夫だから・・・」
「・・・いや、ダメだ・・・」
涼は下を向いて教卓に手を付き言った。
「だって・・・疑われる・・・何かあったら・・・・」
・・・・今は会員じゃない・・・でも・・ここまで来たのに・・・
「・・・・んーーーーー・・・。」
「脱がないでしょ??・・・見えるとこだけでしょ??」
「・・・・はぁ・・・んーー・・・・」
「涼・・・」
「・・・・・」
涼は私の目を見つめた・・・・。
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