テキストサイズ

Secret2

第7章 流れ着く者






「・・・どうした??」





涼がカウンターに入って・・・祐ちゃんの手元を見た・・・。






一瞬・・涼の動きが止まった・・・。





「なんだよ・・・どうした??」






淳が言った・・。





「・・・・今日から・・・スタッフが増えます・・・。」






祐ちゃんが重い口を開いた・・。





・・・新しい・・・スタッフ??





「・・・・まさか・・・」一樹さんが言った。





祐ちゃんは黙って頷いた・・・・。





え・・・??何この空気・・・・。





「・・・・女??」淳が言った・・。





私はビックリして淳を見た・・・・。






「・・・はい・・・4階スタッフで不祥事が・・・・。」





・・・・嘘っ・・・・違反者??・・・・





「・・・・でも、うちのフロアーは結城がいるからタブーだろ??」







淳が言った。




「・・・講習するスタッフは・・・お前らだろ??・・・だから10階で引き受けることになった・・・和也の方に廻す・・・。」




「あ・・の・・・私は・・・・」






違反者って・・・。






女性って・・・・。






「結城さんがいることは・・・今日お話します・・・。しかし、それを他言は絶対できないようになっております・・・。ご安心を・・・」






凄い空気が重くなった・・・・。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ