Secret2
第7章 流れ着く者
私はひとり頭を抱えた・・・・。
チラッと顔を上げると・・・村田さんは・・・私の方を・・・見てきた・・・・。
目を合わせるな・・・
はっ!!!!
私は目を合わせないよう・・・下を向いた・・・・・。
30分くらい・・・説明が終わると・・・・・。
「・・・・ではーーー・・・実践に移っていくぞーーー??前に来てーー??」
私もッ?!
皆はガタガタと・・席を立ち・・・そこには・・笑顔の人はいない・・・・。
皆は最初に私が用意したマットの周りに集まり・・・・。
私は少し離れた場所に一人立った・・・。
まさか・・・。
まさかのまさかっ!!!
人がされてる姿をマジで見るって・・・・こんな事って!!
「・・・・じゃぁ、村田さん・・・お座りください・・・。」
涼がそう言うと・・・・
彼女はマットの前に立ち
私の目をじっと見つめ・・・・笑った・・・・
・・・・え・・・・
「結城っ!!」
涼の声で・・・ハッとし・・・目をそらした・・・・。
・・・やだ・・・何今の・・・・少し後ずさりをし・・・壁に寄りかかった・・・。
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