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Secret2

第20章 全ての卒業





・・・だってぇー・・・隙って言われたって・・そこに漬け込んでくる達也だって~ッ!!!


私はまた人の群れを目の前にし・・・ため息・・・。

カウンターを見るとさっきのお兄さんが笑っていた・・。


少し高い位置から涼たちの方を見ると・・・うわっ・・・・

私が入る隙間なんてないじゃん・・・・ガーーン・・・・


・・・・もう戻ろうかなぁ・・部屋に・・


メインは4人だし・・・。


涼だってさ・・傍に居ろとか言って・・速攻離れたのは向こうじゃんか~ッ!!!


「・・・はぁ・・・」


ため息をついて・・またカウンターへ・・。

「どうしたのー??(笑)何飲む?」


お兄さんが笑って言った。


「んーー・・・なんか軽いので・・・」


「・・・(笑)元気なくなっちゃったじゃん??」


「・・んー・・もう部屋に戻ろうかなーって・・・」


「どうして??(笑)来たばっかでしょ??貸切0時までだよ??」


「・・・んーー・・・人凄いし・・・(笑)・・知らない人ばっかだし・・」


「仲いい人とか・・ほら・・さっき言ってた好きな人は??ここにいないの??」


私の前に綺麗な色のカクテルが出された・・・。


「んーー・・奥で・・皆に囲まれちゃってて・・近づけなさそうなの・・(笑)傍に居ろって言われたけど・・忙しそうで・・・(笑)」


「あーー・・イジケテル系??(笑)・・・可愛いね??」


・・・・ここもここで危険な感じ・・・(笑)



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