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あたしの好きな人

第8章 新しい生命




外に出て、タクシーに二人で乗り、あたしの住むマンションへと向かう。

その間、お互いに、ほとんど会話のないまま、だけど、気まずい訳じゃなく、

家に帰った。



体が鉛のように重く、その日あたしは、死んだように眠ったんだった。

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