無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「主任、最近元気ないですね。」

「おー、そっか？俺は普通だぞ〜。」

「いやいや、元気ないですよ。
って事で飲み会ですね。」

「えー！俺らも行きたいです！！」

「じゃあ久しぶりに飲み会でもしますか！
ってことで赤石〜、店の手配よろしく〜。
はい、残りの奴は仕事仕事〜。」



「だからさぁ〜？あれがこれだろぉ〜？」
「違うんすよ、これだからあれでぇ〜…。」

「和田と矢吹、お前らいつになったら酒に飲まれなくなるの？？？赤石を見習え赤石を。」

「無理ですよこいつらは。
今日は酔わずに頑張るんだーって気合い入れてましたけどこれですもん。俺は知りません、置いて帰ります。」

「俺も面倒見ないから知らね。笑」

「それより主任、最近元気ないですよ。
前までそんなに仕事好きでしたっけ？ってくらい１日の仕事に気合い入ってましたけど。
覇気がないというかなんというか。」

「え、まじで？そんなこたーないけどなぁ。
まぁ強いて言うなら、帰っても退屈になったからじゃね？帰っても誰も家にいないのって寂しいもんよ。」

「え、主任彼女出来たんですか？」

「まさかよ。拾い猫みたいなもん。
もう家に帰ったけどな。」

「なんだ。彼女じゃないんですね。
残念です、いじろうと思ってたんですけど…。」

「言うようになったな〜、赤石さんよ。笑」

「でも本当、幸せそうな顔してたんで。
良かったって思ってたんですよ。」

「…そうなのか。ま、猫は猫よ。」

「つまんないの〜。」

「おいてめぇ…。言ったな。
飲めやコラ。」